DATA
- 活動頻度/クラスによって異なる
- 参加対象/クラスによって異なる
- 料金/2,000円(1名まで同伴参加可)、レスパイトヨガ1,500円
身体を動かして、のばして さぁ、心も一緒に開放しよう
代表の田中さんは小学校の特別支援学級教諭時代、障がいを持つ人と家族の方が息抜きでき楽しめる場を持つことの重要性を感じていた。そんなときヨガに出会い、誰でもできる楽しさとその奥深さに魅了され、2013年に「ハンディキャップヨガ®北海道」を立ち上げた。 「障がいがあるからできない、ではなく〝どうしたらできるのか〟を考えることを大切にしています。でも、主体はあくまでも本人。やってみたいという気持ちのアシストはしますが、本人がやることに大きな意味があるので、手取り足取りはしません。普段使わないところを動かしたりするので、キツいという声も出ます(笑)。コミュニケーションを取りながら進めていくので、教室はとっても楽しくてにぎやかなんです」と話す。そのことば通り、この日行われた「ちえりあdeハンディキャップヨガ」のレッスン時も、常時笑い声が飛び交っていた。
先生が行う定期クラスは、複数のサポーターが付く「ハンディキャップヨガクラス」、ズンバやディスコをBGMに楽しく踊る「ハッピータイムサークル」の後に行う「ちえりあdeハンディキャップヨガ」、春からスタートした主に視覚障がい者を対象とした「札幌チャレンジド・ヨガクラス」、介護家族のための「レスパイトヨガ」の4つある。 「ヨガのポーズをとることにこだわるのではなく、自分の身体と心に向き合う時間を持つことが大切です。心身に変化を感じたり、日常生活での行動範囲を広げたりしてもらいたいですね。ヨガを通して人と繋がり、社会と繋がる、そんなきっかけになれば、とてもうれしいです」と話すその姿勢と笑顔がとても素敵だ。
ハンディキャップヨガ®北海道
代表 田中 直子さん
小学校教諭専修免許、養護学校教諭1種免許を持ち、長年、障がい児教育に従事。ハンディキャップヨガ指導者、乳がんケアのためのヨガ指導者、リストラティヴヨガ指導者など数々の資格を持つ。
https://hcpyoga-hokkaido.com
沼倉 篤実さん、ののさん
2年くらい通っています。ののが最近安定したポーズをとれるようになってきました。楽しんでいると思います。私自身も心が安定して、肩こりが解消されました。
牧野 正臣さん、尚子さん、光時さん
1回目から参加してます。はじめは、できないポーズもあって試行錯誤していましたが、とても楽しい、大好きな時間でレッスンを毎回楽しみにしています。