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・活動頻度/講座を2か月に1回ほど、フリートークのお茶会を月1回開催。不定期でイベントも
・参加費/講座やイベントによって異なります
・参加資格/女性特有の不調に悩んでいる方やその家族や知人。男性の方は要相談
女性にとって「月経」は毎月お付き合いする、とても身近なもの。けれど、昨今はPMS(月経前症候群)や生理痛、不妊など、月経に関する悩みを抱える女性が増えている。代表の穴蔵ともえさんは看護師として産婦人科に勤めた経験を持ち、3人の子も持つ母で、女性の体についての知識は十分に持っていた。しかし、長期にわたり、PMSや産後うつなどに悩まされていたという。「自分の体調をなかなか整えることができなかったのが、心の学び、コーチングを通して自分の内面を見つめることで、心も体も整っていくのを体験したんです」。そう振り返る穴蔵さんは自身の体験から、同じような悩みを抱える女性に、医学的な知識、さらには自分の心と向き合うことが大切だということを伝えていきたいと活動をスタートしたと話す。「女性の体は日々、そして年齢毎に変化の連続で、一人ひとり、その個性も違います。ですから活動を通して、自らが心と身体を整えられる、いろいろなセルフケアの方法を知っていただき、その選択の幅を広げてもらえるサポートができればと思っているんです」。 取材に訪れたのは穴蔵さんをはじめ、女性のための様々なサポートを提案するプロが集結したイベント『布ナプキンフェア&子宮いたわりフェス』。色味やデザイン、オーガニックコットンなど素材にこだわった「布ナプキン」のコーナーでは、各コーナーを受け持つ方々が、来場者一人ひとりに使い方はもちろん、自身の体験談や生理との付き合い方などを親身になってアドバイスしている姿が印象的だった。育児に家事に仕事にと忙しい生活を送る現代女性たちのために、穴蔵さんの活動やこうした機会をより多くの方に知ってもらい、足を運んでもらいたいと思う。
会場には、アロマテラピーや耳ツボほぐしなど、女性をサポートする多彩なセルフケアブースが並び、穴蔵さんも3回の講座を行った