Pcik up特集

小樽わくわく 共育ネットワーク

小樽わくわく 共育ネットワーク

設立1年で、講座数が2倍近くに!
多彩な体験を通した「共育」をめざす

運河の街らしい「水の日」にちなんだ講座や漁業とホタテを知る講座、天狗山での親子キャンプに、600人を超える親子が参加したフェスティバルなど。子どもも大人も“わくわく”するような講座やイベントを続々と開催しているのが、小樽わくわく共育ネットワークです。

[DATA]
・講座について/親に向けた「おかあさん部門」、「親子体験部門」、誰でも参加できる「なんでも部門」の3つの部門で、毎月10回程開催
・会場/小樽市生涯学習プラザ レピオ
小樽市富岡1丁目5-1 稲穂小学校併設
※市内公園等、一部屋外での講座もあり
・運営メンバー/民間の有志メンバーと小樽市教育委員会・事務局スタッフの23名で運営

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小樽わくわく共育ネットワークは、2015年5月に小樽市教育委員会の一組織として設立されました。活動開始からまだ一年半にもかかわらず、活動はどんどん活発化していて、今年は4月から7月の4カ月間ですでに昨年の30回を上回る講座を開催。運営メンバーの増員が必要な状況にもなっており、この活動への期待が大きくなっていることを感じています。市教育委員会の一組織ではありますが、活動の多くを担うのは民間のメンバー。総勢20名ほどですが、それぞれに多種多様なスキルを持つ方々が集まっています。たとえば、心理学や自然体験、カラーセラピーなど、メンバーだけでもたくさんの講座を開催することができるのがこの団体の強みです。もちろんそのほとんどが無料で参加いただけます。設立の目的に、“『子育ては街育て』をモットーに、みんなで小樽の子どもたちを育んでいく”という一文があります。教育は結果的に街全体をより活性化することにもつながっていきます。責任は重大ですが、運営メンバー全員がやりがいを感じ、日々魅力ある企画を練り、活動を行っています。講座では「学び」や「気づき」、「悩みを解決する」という要素を大事にしながら、少人数で講師としっかり向き合え、参加者同士が親しくなれるように環境づくりにも配慮しています。一方、たくさんの方々と一緒に楽しめる場としてフェスティバルなどのイベントも開催しています。いろいろな方に興味を持っていただける講座やイベントがきっとあると思いますので、ぜひ参加してみてください。

講座1回目の8月14日には、小樽運河周辺を中心とした市内を車椅子ユーザー2人を含む大人と子ども、計23人で散策。街を歩いて気づいたこと、感じたことを全員でレポートにまとめ、発表会を行いました。続いて20日は、マップづくり。まず、前回の様子を写真で見ながら、「伝えること」ってどういうことだろうというところから、上手に伝える方法についてみんなで話し合いました。そして、マップに載せるいろいろな情報をおのおのでまとめ、地図を描き、写真とともに貼付けていき、大きなマップが完成しました。

コミュニティ裏バナシ

  • ・お母さんの声
    「学校の授業で地域のハザードマップを作ったことから、街のことに興味を持ったようです。夏休みの自由研究にも良いと思い、今回初めて参加してみました。今日は、自分たちできちんと調べてから作るということを学べたと思います。車椅子のことを考えるきっかけにもなりましたし。今後もプログラムをチェックして、ぜひまた参加したいと思いました」と田中拓壬くんのお母さん由花さん。

  • ・おばあちゃんの声
    「このプログラムには、私が参加を勧めたんです。普段なかなかふれる機会がない「車椅子」がテーマだったので。先週も参加していて、家では母親にその時のことをいろいろと話していたようです。一人っ子なので、こういう場になるべく参加させていろいろな年齢の子どもたちと話したり、一緒に何かをして社会性を身につけてもらいたいと思っています」と川﨑慶哉くんの祖母敏子さん。

コミュニティリーダー

田口 智子さん

これからの活動予定

絵本カフェ

自然体験~秋の散歩~

参加応援その他の活動予定はこちら!

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