Pcik up特集

スポーツ 吹矢

スポーツ 吹矢

胸式と腹式、双方の呼吸法により、
健康効果が期待される〝ニュースポーツ〟。

長さ120cm、内径13mmの細く軽量な筒に矢を込めて、円形の的を狙い息を使って放つ。高い運動能力を必要とせず、老若男女誰でも手軽に楽しめる新しいスポーツとして注目されている「スポーツ吹矢」。1998年に日本で誕生して以来、全国各地に支部ができ、道内では20支部、350人近くが会員となっている。岩見沢アカシア支部で支部長を務める新井さんによると、このスポーツの最大の特長は、息を細く長く吐き、自然に吸って、一瞬止めてから的に向かって一気に吐き出すという一連の呼吸法とのこと。胸式と腹式、両方の呼吸法を行うことになり、横隔膜が大きく動かされ、内臓が刺激される。それによって血流が良くなり、さまざまな筋肉が鍛えられ健康効果が期待できるそうだ。「健康効果には個人差がありますが、皆で集まり楽しくスポーツができます。特に高齢者にとっては行動範囲が広くなるのでストレス解消にもなりますよね。大会に出場したり、協会認定の段級位を取得することもできるので、目標を持ち達成感を味わうこともできます。体の健康はもちろん、心の健康にもつながるスポーツだと思います」と話す。岩見沢アカシア支部では週2回、じっくり2時間の練習を行い、皆で腕を磨いている。

コミュニティ裏バナシ

  • とにかく的に当たると嬉しい!体の調子が良くなった、呼吸法が自然に身に付いたことでカラオケが上手くなったなど、参加メンバーからはいろいろな“イイコト”があるとの話が。スポーツとして、とても奥が深いのでやりがいを感じるという声も。

新井 裕氏さん

矢を始めた新井さん。北海道で最初の支部の立ち上げにも関わり、2012年に岩見沢市で開催された北海道大会では実行委員長を担った。

一般社団法人 日本スポーツ吹矢協会 南北海道スポーツ吹矢協会 岩見沢アカシア支部 支部長・公認指導員
新井 裕氏さんさん

スポーツ吹矢の詳しい情報はこちら。
お近くの支部をチェックしてみてください。
http://www.fukiya.net
TEL.03-3543-1071