本格的な冬が訪れ、ぬくもりが恋しくなるこの季節。今年は手編みであったかグッズを作ってみてはいかが?札幌オオドオリ大学あみあみ部は、その名の通り編み物好きが集まる場。活動は毎月1回、各回ごとにテーマを設け参加者を募集し、編み物を楽しんでいる。テーマは「帽子」などのアイテムが多いが、「みんなで編むブランケット」や、編み図なしで説明を読みながら編んでいく海外式の編み方を体験する回もあり、多彩なテーマで好奇心旺盛に活動している。活動は毎回、最初に編み方の説明があり、その後はそれぞれ自分のペースで編み進めていく。初心者には先生が見本を見せて教えてくれるので安心だ。
そして普通の編み物教室とは違い、毛糸の指定は号数のみ。各自がイメージに合う物を自由に用意できるので、本当に欲しい物を作れるのだ。「持ち寄る毛糸も、最終的な作品の色や形もみんな違う。編み物を通してそれぞれが普段感じている美しさの違いなどを発見できてとても面白いんです」と語るのは、部長の金さん。「冬が長い北海道なので、せっかくなら北欧のように自分で編んだものを身につけて楽しむという文化が定着したらいいですね」。これからは、羊に会いに行く、日本の毛糸工場に行くといった「編み物の文化を勉強する」企画も計画中だそう。今年の冬は、みんなで楽しく“あみあみ”してみませんか?
あみあみ部
心まであったまるアイテムを”あみあみ“して、
冬をもっと楽しく・暖かく!
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毎年4〜6月は母の日、父の日のプレゼントとして「バック」や「ニットタイ」などのテーマを設けている。「失敗を繰り返しながらも、ママのためにと諦めずに一生懸命編み上げる小学生の姿を見ていると胸が熱くなります」と金さんは優しい笑顔で教えてくれた。
「編み物は、誰かのために編んでいたら自分の心まで温まるもの。だから次々に編みたくなっちゃうんです」と語る金さん。その温かな笑顔も印象的でした。
あみあみ部 部長
金 貞姫さんさん
☆活動情報は「ドリ大・あみあみ部」で検索!
参加申し込みは「まほうの絵ふで」、「札幌オオドオリ大学」のHPからどうぞ。