江戸時代から続く日本の伝統芸能“落語”。興味はあるけど、少し敷居が高い…そんな方は必見!
ここ札幌落語倶楽部は、代表の大原さんが稽古の機会をつくるため8年前に立ち上げた“根っからの落語好き”が集まる場。部員が噺を披露する月例稽古会と、プロの噺家が稽古をつける落語教室のほか、イベントや施設でも月に数回高座を設けている。メンバーは50代を中心に下は30代から、職業も年齢もさまざまでほとんどが未経験者。月例会では部員一人一人が高座に上がり、お互いに批評し合いながら腕を磨いている。また、2013年より札幌の狸小路で始まった「狸寄席」の素人の部の中心的役割を担い、観客を100人以上集めることも。「落語の魅力は単純な内容に思える噺も稽古を繰り返すうちに奥深さが見えてくること。そしてその時はベストに仕上がったと思っても、やるほどに改善点が見えて1つの噺が一生完成しない。でも、それが楽しいところなんです」と大原さん。落語には話し手の人となりもにじみ出るので、登場人物への愛を持って演じることが重要だそう。「将来は町内会ごとに下駄やサンダルで聞きに行けるくらい、落語を楽しめる場をもっと身近に作れたら」。聞き手も話し手も、一緒になってその噺の世界を楽しめる、奥深い落語。その魅力に、あなたも触れてみませんか?
札幌落語倶楽部
基本を”イロハのイから“教えます。
気軽に楽しめる伝統芸能・落語はいかが?
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落語の一番の上達方法は好きな噺を真似して喋ってみること。オリジナルの噺を作るのは難しいそうで、大原さんも「僕も学校ものを1本作ったことがあるけど、大変でした」と話してくれた。
普段は札幌市内の小学校で教諭をしている大原さん。子どもの前で落語を披露する機会を月に1度設けていて、「落語の先生」として慕われているのだとか。
札幌落語倶楽部 代表
大原 雅樹さん
☆次の高座は7月4日(土)の狸寄席 昼の部「小狸寄席」。
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月例会は毎月第2火曜日の夜19時から行っています。
詳しくはHPからご確認ください。
http://sappororakugo.sakura.ne.jp