ワークスタイルが多様化する今、注目されている場所が札幌にある。それが札幌エルプラザにある、市内初の“女性専用”コワーキングスペース、リラコワだ。コワーキングスペースとは、仕事に必要なスペースを他人と共有しながら使える場所のこと。リラコワの利用は登録制で、インターネットが使える事務スペースや講座を開催できるセミナールームが無料で利用できる。さらに水・金曜日の午前中には無料の託児所も設けられていて、ママの勉強時間や起業を目指す方のセミナー、OLのちょっとした作業場など、さまざまな女性が多様な目的で利用している。また、自分の提供できるスキルと手伝ってほしいことの情報を掲示する「ギブ＆テイク」スペースや、「仕事に集中」「情報交換のため」とその日の利用の目的を伝え合う意思表示のカードなど、利用者同士の交流を促す工夫も多彩。利用者のサポートや運営を行うコンシェルジュの早川さんによると、「つながりを求める利用者が自ら積極的に交流していて、その会話からイベントが開催されたり、実際の活動につながることも。女性という仲間同士で応援し合えるステップアップの場所として活用してほしいですね」と話す。この場所から巣立つ女性の力で、EZOが輝く未来はきっと近い。