「ホルモンを愛する会」は、個性心理学の講座などを主催している諸江さんが生徒たちとホルモンを食べに行ったのをきっかけに生まれた。「みんなホルモンが好きで、いろいろな人を誘っていくうちに定番化したんです」と諸江さん。今では「炭や狸小路店」をはじめとするホルモンの名店で毎月1回交流会を開催している。「こうした交流会ではとかく仕事の話をしがちですが、うちではほぼしません。みんな仕事を忘れておいしく、楽しい時間を共有できるのがこの会の魅力だと思います」。鍋を囲むように一つの網で焼くホルモン。そこには初対面でも打ち解けやすく、みんなを楽しくする魔法があるようだ。
昨年12月にはJR札幌駅前の「北海道焼肉プライム」で忘年会を開催。初参加の人もいる一方、年間12回の交流会全てに参加したメンバーもいて、2016年は玉川勝昌さんが皆勤賞を受賞。一昨年には奥様の由紀子さんが皆勤賞だったといいます。