Pcik up特集

さっぽろ 冒険遊びの会

さっぽろ 冒険遊びの会

自然と学び、自然に育つ。
子どもの冒険心をくすぐる、地域の自由な遊び場。

静かな林に響く子どもの声。雪の中で元気に遊んでいるのは、さっぽろ冒険遊びの会が開催するプレーパークに集まった子どもたちだ。さっぽろ冒険遊びの会は、円山公園で月に1回平日の午前中にプレーパークを開いている。プレーパークとは、地域住民が主体となって地元の公園などで開く遊び場のこと。外ならではの伸びやかな空気と自然のものを使った発展的な遊び、そして活動中はいつ参加してもいいという気楽さが特長だ。「屋外で体を動かすという機会は、子どもが育つ上でとても大切です。プレーパークは、安心できる遊び場が減っていく中、子どもがいきいき遊べる環境と機会をつくろうという考えのもと立ち上がりました」と語るのは、さっぽろ冒険遊びの会事務局の岡村さん。子どもの“やりたい”という気持ちに寄り添うためにルールを減らし、自由に遊べる貴重な場所として見守る姿勢を大切にしている。「大人はけんかなどのトラブルも防止しようとしますが、そうした経験も通して子どもは自分の力で育っていきます。ここに繰り返し来ることで親子がそれぞれに楽しみを見つけ、関係性にいい変化が生まれれば」。大人たちに優しく見守られ、たっぷり冒険を楽しんだ子どもたちは、わんぱくにたくましく育っていく。

コミュニティ裏バナシ

  • 取材日に冒険遊びの会に参加していた女の子のママは、「ミミズを素手で触れるくらい自然に慣れた子に育てたいという目標があったんですが、今やミミズをまとめて団子を作れるような子になりました」と喜んでいた。

岡村 恵子

「今後は活動の回数を増やすことが目標」という岡村さん。運営の仲間になってくれるボランティアも大募集しています!
まずは誰でも気軽に遊びに来てくださいね。

さっぽろ冒険遊びの会事務局
岡村 恵子さん

☆自然の中で目いっぱい遊ぶので、汚れてもいい服装で、
 着替えを持参してください。事前申し込みは不要です。
 活動の様子や今後の日程、お問い合わせはこちらから。
 sapporobouken@gmail.com
 http://ameblo.jp/sapporobouken