Pcik up特集

ドリ農部

ドリ農部

今年は「おでん」がテーマ!
気軽に楽しくみんなで育てて
きちんと食べる部活動。

市民のための生涯学習の場“札幌オオドオリ大学”の授業をきっかけに、「普段口にしている食べ物を一から作ってみたい」という好奇心を持った人が集まり部活へと発展した「ドリ農部」。部員はほとんどが農業初心者だが、わからないなりにいろいろなことを試してみたいという冒険心と食への貪欲さがいっぱいの大人たちが集まっている。「無農薬にこだわった農園では毎年テーマを決めて作物を育てていて、時には収穫した大豆で豆腐を作るなどの加工体験まで行うこともあります」と、部長の紀國さん。部としての活動は月一回、登録している約200人の部員全員に声をかけ、毎回数人〜20人ほどが参加している。その他の期間はそれぞれが自主的に雑草取りや水やりを行い、みんなで協力しながら作物を育てている。「みんなでやる部活だから、家庭菜園で育てるには大変な作物にも挑戦できるし、たとえ失敗してもしょうがないよねって笑える。気軽に農業の楽しさにふれられる場です」。最後には笑顔で「ドリ農部なので、将来は大通に畑を作りたいですね」と語ってくれた。楽しい農作業でおいしい部活、あなたも参加してみませんか?

コミュニティ裏バナシ

  • 野菜ソムリエの資格を持つ部員の方によれば、意外にもトマトも栄養素的におでんの具にぴったりなんだとか。「収穫したトマトでおでんを作る予定」と代表の紀國さん。作物を作るだけでなく、おいしく食べるコツを学べるのも同活動の魅力だ。

紀國 聡

昼間はサラリーマン、夜はジャズドラマーといういくつもの顔を持つ紀國さん。比較的アラフォー女子が多いという部員さんたちとワイワイ楽しく、おでんの具となる作物をテーマに育成中。

札幌オオドオリ大学 ドリ農部部長
紀國 聡さん

☆ドリ農部の活動報告や、入部届けはこちらから。
http://odori.univnet.jp/club/dorinoubu/blog/