Pcik up特集

現代 つまみ細工 漣-Ren- 日本の伝統工芸<br>「つまみ細工」で 親子で楽しめる場を

現代 つまみ細工 漣-Ren- 日本の伝統工芸
「つまみ細工」で 親子で楽しめる場を

ピンセットでつくる
家族のコミュニケーションのツール!

DATA

  • 活動頻度/月1〜2回
  • メンバー数/6名〜(イベントの体験内容や講座によって異なる)
  • 参加資格/誰でも参加可能(小学生以下は安全確保のため保護者同伴必須)
  • 料金/参加費800円〜(体験や口座の内容によって異なる)

小さな正方形の布をつまんで折りたたむ、日本の伝統工芸「つまみ細工」。それを簡単に親子でもできるように現代風に工夫して、つまみ細工づくりのイメージを〝難しい〟から〝楽しい〟に変えたいという思いで、2017年4月から平野さん夫婦が「現代つまみ細工 漣ーRenー」として活動を始めた。  7歳と4歳の子どもを持つ平野さん夫婦。活動を始めたきっかけは、「子育てをしているお母さんたちは、何か特別なきっかけがないと、なかなか子どもを連れて外へ出ることができない」ということを身を以て体験したことだった。「小さな子どもを連れて外出すると、泣いたり、騒いだりして、周りに迷惑をかけてしまうのではないかと、肩身の狭い思いをしている人が多いと思います。実際に私たちがそうでした。本来は未来を担う大切な子どもたちを大人たちが微笑ましく見守りながら社会全体で協力して育てるというのが理想ですが、現代はなかなかそうはいかないですよね」と平野さん。自身で何かできないかと子どもからお年寄りまで共通のことで楽しめる場として、現代つまみ細工づくりの講座や各種イベントに出展をしている。  初めてつくる人はほとんどがちゃんとできるか不安に思っていても、実際につくってみると「意外と簡単だった」「すごく楽しかった」「もう一個つくりたい」などと笑顔を見せてくれるという。小学2年生くらいになると一人でもつくれるようになるが、小学生未満でも親子で一緒につくることができるので、「スマホやゲーム機と向き合う時間のほんの一部を、親子で同じ作業をする時間に充てて、楽しく会話しながら過ごしてもらえたら嬉しいです」。

人
平野 克憲さん、泰代さん
使用している布は克憲さんが染めているオリジナルカラー。泰代さんは元臨床獣医師の師範で、繊細で美しい花をつくり出すピンセットさばきが活かされている
人2
木谷 恵美さん
普段着物を着るので、コーディネートしやすい色合いでつまみ細工をつくりました。世界で一つだけのかんざしができて嬉しいです。先生たちが優しく丁寧に教えてくれるので、とても楽しくつくれました!
ph01
community

不器用な人でも丁寧に教えてくれるから安心♪

コミュニティ裏バナシ

  • 取材当日は基本のかんざしをつくる3回目講座。3回目ともなると参加者には緊張の様子はなく、先生たちと和気あいあいとした雰囲気で、真剣な表情と笑顔があふれる講座でした。決められたものをつくるだけでなく、自分でつくりたいものを相談すると、親身になって一緒に考えてくれる先生。そんな先生の優しさが講座の魅力の一つになっています。

これからの活動予定

次回はこのイベントを開催!

「すまいるアートフェスタ」
●日時/10月9日(月・祝) ●会場/東光ストア藤野店  (札幌市南区藤野2条4丁目1-2) ●参加料/現代つまみ細工体験1,000円〜(予約不要)

「1dayカフェinきらめきの箱庭」
●日時/11月13日(月) ●会場/ファミール札幌2階  (札幌市北区北29条西4丁目) ●参加料/現代つまみ細工体験1,000円〜(予約不要)

参加応援その他の活動予定はこちら!

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